思い出の日2


「あ。」
 そういえば、正確な時間を聞いていなかった。
 昼、とは聞いた。でも、それ以外は聞いていない。
 家で着替えたときは、もう11時だった。
 これは、もう昼と言えるんじゃないか?
「どうしよう……」
 行っていいんだろうか。
 行こうか。
「行こう。」
 早くて悪いことなんて、無いはずだから。


「だーっ!バカ!なんで時間伝えてないんだよ!!」
「そんなこと言ったってー!」
「12時には来るんじゃない?」
「ほらほら、早く準備しないと。」
「ごめんなさい、こっち手伝ってください!」
「はいはいー。っと、ほら、あんたたちも早くやりな。」
「あははは。なんだか、にぎやかでいいね。」
「何言ってんだよ、おまえはこれからだろ?」
「はは……、うん、そうなん、だよね。」
「きっと大丈夫だよ。がんばって!」
「手ぇ止めんな!ただでさえ時間わかんねぇんだから!」
「うん、ごめん。」



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